· 

犬についてのメモ

 【長船】

光忠たち

・総じて犬に懐かれるし犬が好き。猫と犬ならちょっと犬派寄り。世話や躾の苦労もつらくはない。長毛の大型犬のブラッシングとか散歩とかも厭わずやるし、ドッグランとかにもつれていく。

・犬にガンガン話しかける。お夕飯のことを相談したり、世間話したり、人に言えない愚痴を打ち明けたり……。犬も家族だと思っているタイプ。話した後は「聞いてくれてありがとう」まで言う。

・犬を褒めたり落ち着かせたりするとき、「いいこだ」と言うときもあるし、「Good girl」ないし「Good boy」と言うときもある。

・レトリーバー系好きそう。ゴールデンかな。

 

小豆長光

・小豆の方が偉いとすべての犬がわかっている。

・短文で的確に指示を出す。言うことを聞かせるのがうまい。優しく接する必要がある時は5歳児を相手にするときくらいの穏やかさで応対。

・光忠たちほど犬に話しかけない。仮にやるとしても他人には見せない。

ワイマラナー連れていてほしい。大型で短毛の犬。

 

大般若長光

・犬に言うことを聞いてもらえないことも多く、かなり舐められる(両方の意味で)こともあるが気にしない。

・犬の善性と賢さを高く評価しており、犬と1対1で「そんな目をして、何を考えてるんだい? なあ、返事してくれよ」などと話しかける。人間より犬のほうが本当はずっと賢い、みたいなロマンを抱いている節がある。

・他に人間がいるときに、「聞いてくれよサブリナ(犬)、兄弟がひどいんだぜ」などと聞こえよがしに絡む。

・猫と犬ならどっちと聞かれた場合、どっちもいいよなと答える派。

・コーギーみたいな足の短い犬を連れててほしい。

 

小竜景光

・彼のことを愛している犬とであれば以心伝心になれるが、そうでない犬とはあまり関わること自体がない。二極。

・言うこと聞いてくれる犬には小竜も心を開き、ちょっとした作業を手伝ってもらったりもする(「ちょっとロープ持ってて」とか)けど、そういう親しい交流を他の人に見られるのは嫌。

・小さい頃にとても賢いコリーが家にいて、何かと面倒を見てくれた(小竜が寝落ちしたときに起こしてくれたり、一人で遠出しすぎて迷子になったときに道を教えてくれたり)。死んじゃったときはしばらく落ち込んだ。

・狭い庭しかない・世話できる人間がいない都会の家でデカイ犬を飼うことに批判的。犬がのびのび走り回れる環境がないなら、可哀想だから飼わない方がいいと思っている。

 

謙信景光

・犬はともだち。あんまり言うことは聞いてもらえないが仲は良い。犬たちはみんな謙信が好き。

・登下校中などによその犬や飼い主に会ってもちゃんとあいさつする。近所の犬の名前、犬種、年齢などをきっちり把握している。

・九九を習ったことで、マロンちゃんは十歳だから人間で言うと七十代だ、などと、犬の年齢を人間に換算することができるようになり、うれしい。

・彼が「さっき、れおくんのおとうさんにあったのだぞ」など「○○くん/ちゃんのおとうさん/おかあさん」と言う場合、人間の同級生の親の話をしている場合と、近所の犬の飼い主を指している場合とが半々くらい。日頃からちゃんと謙信の話を聞いていないと混乱する。

・犬がひどい目に遭うタイプの映画は本当に見たくない。

 

【一文字】

山鳥毛

・まあまあ懐かれる。猫派ではあるかもしれないが犬も嫌いじゃない。

・疲れていると犬相手に話しかけてみることもなくはないが、犬が困惑しているようだときまりが悪くなってすぐにやめてしまう。犬は犬以上でも以下でもない。

・山岳救助犬とか牧羊犬とか、働く犬に感心する。テレビ番組などでつい見てしまうし、出先で盲導犬や介助犬が良い子で座っているのを見たら内心でがんばれよと思う。

 

南泉一文字

・さすがに犬派ではないと思う。

・一文字で番犬とかを飼ってた場合、一番ちゃんと犬の世話をするのは彼。

・風呂に入れる、狂犬病の注射に連れて行く、などの犬に嫌われるような役目を手伝わされて苦労する。さんざん犬とやりあってお互い疲れ果てたすえに「オマエも大変だなあ……」などと話しかけることはあるが、自分から話しかけにはいかない。

 

日光一文字

・犬に理解されなかろうが、いつもの喋り方を貫く。「おすわり」で座るって躾けられている子に「座れ」って命令して抵抗されたり、「先刻購入したあの餌は明日からの分である。貴様があのメーカーが好きなのは判っているが、今夜はこれで我慢するがよい」とかつらつら人間の理屈を喋ったり。

・ともすると犬畜生と口走る。悪意はない。

・忠犬ハチ公とか南極観測船のタロ・ジロとかのエピソードには素直に感動する。

・犬に相談したり愚痴ったりはしない。そういう発想がない。

 

姫鶴一文字

・悪いことしたときはその場で叱るしその場で褒めるのでしつけはまあまあうまい。

・おすわり、お手、とかもだいたいきいてもらえる。

・たまにうっかり柵の鍵の閉め忘れで犬を逃がして裏山を捜索する羽目になる。結局お腹が空いて帰ってくるので心配はいらない。

・犬に「ちょっとけんけん呼んできてくんない?」といった用事をごく自然に頼むし、犬もけっこうちゃんと言うことを聞く。

 

一文字則宗

・たぶん猫派でしょうね。

・犬畜生とまでは言わないが、犬は犬以上では無いと思っている。でも、人間の会話中に横にいた犬がたまたま良いタイミングで吠えたときなどには「こいつ、人語を解してるんじゃないか?」と真顔で言う。

・犬の個体名を覚える気がない。「ワン公」などと言ってごまかす。

・犬に餌を「あげる」という言い方はしゃらくさい、「餌をやる」でいいじゃないかと思っている。